つらい時に読む本。

つらいので、つらい時に読む本について書きます。

主にページを開くのは次の二冊ですね。

 

 

 

近代文化史入門 超英文学講義 (講談社学術文庫)

近代文化史入門 超英文学講義 (講談社学術文庫)

 

 『喜嶋先生〜』は、俺はこういう人間になりたかったんだなーと再確認させてくれる本ですね。『近代文化史入門』のほうは、死ぬまでアタマをつかいましょう、という気になる本です。

 

あとはこれですが、この本は、今の自分と重なる部分が多くて、読むとつらいです(あれ…

 

マル合の下僕

マル合の下僕

 

 

 

 

 

『フランケンシュタイン』について 2

 2 月に、 NHK 100分 de 名著で『フランケンシュタイン』が取り上げられました(もう先月なんですね…)

 

メアリ・シェリー『フランケンシュタイン』 2015年2月 (100分 de 名著)

メアリ・シェリー『フランケンシュタイン』 2015年2月 (100分 de 名著)

 

 

あらすじの紹介に終始した感がありますが、時間が時間ですから仕方ないでしょう。第 1 回で「フランケンシュタインは怪物の名前ではない」というのを強調してくれたので、もうそれだけでいいです。

 

これ、個人的に「ハムレットの舞台は英国である」と並ぶ勘違いではないかと踏んでいます。あとひとつ揃えて「日本における英文学 3 大勘違い」みたいにしたいところです(しなくていい

『フランケンシュタイン』について 1

来月から NHK 「 100 分 de 名著」で『フランケンシュタイン』が取り上げられますので、数回に分けて書いておくことにします。

 

メアリ・シェリー『フランケンシュタイン』 2015年2月 (100分 de 名著)

メアリ・シェリー『フランケンシュタイン』 2015年2月 (100分 de 名著)

 

 『フランケンシュタイン』といえば怪物の名前だと考えている人が多いようですね。映画の印象が強烈ですから。『怪物くん』にも出てきますね。

実際は「フランケンシュタイン」=「作中の怪物を創った博士の名前」です。怪物には最後まで名は与えられず、「怪物」や「悪魔」と呼ばれます(このほかに多い間違いは『フランケン・シュタイン』だとか)

わたし読んだのはこれ

 

フランケンシュタイン (新潮文庫)フランケンシュタイン (新潮文庫)
 

 ですが、以下の二冊も評価が高いようです。

フランケンシュタイン (創元推理文庫 (532‐1))フランケンシュタイン (創元推理文庫 (532‐1))
 

 

 

フランケンシュタイン (光文社古典新訳文庫)

フランケンシュタイン (光文社古典新訳文庫)

 

 ちなみに原文は難しいです。それと、むちゃくちゃ怖いです。

 

副読本としてこちらも

 

批評理論入門―『フランケンシュタイン』解剖講義 (中公新書)

批評理論入門―『フランケンシュタイン』解剖講義 (中公新書)

 

 ではまた次回。

 

ブログつくってみた。

やっとつくった…

 

おもに読んだ本その他について書くつもりです。

 

さしあたり、最近読んだ、メアリー•シェリー『フランケンシュタイン』について書く予定です。近々 NHK でも取り上げられますしね。

 

あとは、斎藤兆史『英語の作法』『翻訳の作法』 "Style and Creativity" (未刊)などについても。

 

しかし、 持っているはずの Norton 版 "Frankenstein" はどこへ消えたのだろう。