『フランケンシュタイン』について 1

来月から NHK 「 100 分 de 名著」で『フランケンシュタイン』が取り上げられますので、数回に分けて書いておくことにします。

 

メアリ・シェリー『フランケンシュタイン』 2015年2月 (100分 de 名著)

メアリ・シェリー『フランケンシュタイン』 2015年2月 (100分 de 名著)

 

 『フランケンシュタイン』といえば怪物の名前だと考えている人が多いようですね。映画の印象が強烈ですから。『怪物くん』にも出てきますね。

実際は「フランケンシュタイン」=「作中の怪物を創った博士の名前」です。怪物には最後まで名は与えられず、「怪物」や「悪魔」と呼ばれます(このほかに多い間違いは『フランケン・シュタイン』だとか)

わたし読んだのはこれ

 

フランケンシュタイン (新潮文庫)フランケンシュタイン (新潮文庫)
 

 ですが、以下の二冊も評価が高いようです。

フランケンシュタイン (創元推理文庫 (532‐1))フランケンシュタイン (創元推理文庫 (532‐1))
 

 

 

フランケンシュタイン (光文社古典新訳文庫)

フランケンシュタイン (光文社古典新訳文庫)

 

 ちなみに原文は難しいです。それと、むちゃくちゃ怖いです。

 

副読本としてこちらも

 

批評理論入門―『フランケンシュタイン』解剖講義 (中公新書)

批評理論入門―『フランケンシュタイン』解剖講義 (中公新書)

 

 ではまた次回。